どうも、YUKUNです。40代のどこにでもいるサラリーマンです。
仕事は事務系で、毎日ルーティンワークをこなす日々。正直、少し退屈に感じている自分もいます。
そんな刺激を求めているのか、最近は自己啓発本やビジネス本にハマっていて、仕事の行き帰りの電車でよく読んでいます。
そこで出会ったのが、ベストセラーにもなっている『嫌われる勇気』。
周りの評判も良く、ずっと気になってはいたんだけど…正直、「嫌われる勇気」なんて、自分には関係ないと思っていました。
だって、俺は別に、誰かと争ったり、波風を立てたいわけじゃない。
ただただ、平和に穏便に、日々を過ごしたいだけだから。
でも、ページをめくるごとに、アドラー心理学の言葉一つ一つが、心に深く刺さってくるのを感じたんだよな。
そして、読み終えた後には、「ああ、自分はなんて生きづらそうにしていたんだろう」と、ハッとさせられた。
今回は、そんな『嫌われる勇気』について、俺が特に共感した部分を中心に、詳しく紹介していく。
簡単に要約しながら、俺が学んだことを紹介していくよ。
Contents
こんな人に読んでほしい!
- 人間関係に悩んでいる人
- トラウマを言い訳にしている人
- 周りの評価ばかり気にしてしまう人
- 自分の人生をより良く生きたいと思っている人
ぶっちゃけ、生きていれば誰でも当てはまるんじゃないかな?(笑)
この本は、「青年」と「哲人」の対話形式で、アドラー心理学のエッセンスが学べるようになっています。
最初は「哲人」の言うことに反発していた「青年」も、次第にその考え方に影響されていく
{要約と感想}こんな俺が衝撃を受けた! アドラー心理学の世界
「すべての悩みは対人関係である」ってどういうこと?
まず最初に衝撃を受けたのが、この言葉。
「え、お金がないとか、仕事がうまくいかないとか、そういう悩みは関係ないの?」
そう思ったよね、そりゃあ(笑)
でも、よく考えてみると、確かにそうなんだ。
例えば、お金がないと悩む。
でも、無人島でたった一人だったら、お金がなくても生きていけるかもしれない。
結局、「他人よりも豊かでありたい」「周りの人と同じように、旅行や食事を楽しみたい」そうやって、他人と比較してしまうからこそ、お金がないことに悩むんだよね。
仕事だって同じだ。
誰にも評価されなかったとしても、自分が心から満足できる仕事ができれば、それはそれで幸せかもしれない。
でも、やっぱり「上司に認められたい」「同僚よりも良い成績をあげたい」そう思ってしまう。
それが、プレッシャーやストレスに繋がっているのかもしれない。
いく…というストーリー展開も面白いんだよね。
トラウマなんて存在しない?! 過去の呪縛から解放される
そして、もっと衝撃を受けたのが、「トラウマは存在しない」という考え方。
「え、俺が長年抱えてきたこの苦しみは一体…?」
最初は全く理解できなかった。
俺は、過去に親から心ない言葉を浴びせられた経験がある。
それがトラウマになって、大人になった今でも、人間関係に臆病になってしまっている自分がいる。
でも、アドラー心理学では、そのトラウマすらも、自分が作り出した「都合の良い言い訳」だと断言するんだ。
「過去の出来事そのものではなく、過去の出来事にどのような意味づけをしているかが重要」
つまり、俺は過去の出来事を、「自分は傷つけられた被害者だ」と解釈することで、自分を苦しめていたのかもしれない。
確かに、親の言葉をポジティブに捉えようと思えば、捉えられないこともない。
そうやって、過去の出来事に別の意味づけをすることで、俺はトラウマから解放されることができるのかもしれない。
褒められたいんじゃない、ただ認めてほしいだけなんだ
さらに、アドラー心理学では、「承認欲求」についても深く切り込んでいる。
現代人は、SNSなどで「いいね」をもらったり、フォロワー数を増やしたりすることで、承認欲求を満たそうとしているのかもしれない。
俺も、ついつい周りの評価が気になってしまうことがある。
仕事で良い成績をあげれば、上司に褒めてもらいたいし、同僚に羨ましがられたいと思ってしまう。
でも、アドラーはそんな承認欲求を否定する。
なぜなら、承認欲求に支配されると、他人に振り回わされて、自分の人生を生きることができなくなってしまうからだ。
じゃあ、どうすればいいのか?
アドラーは「課題の分離」が重要だと説いている。
これは、「自分の人生」と「他人の人生」を明確に分けるということ。
つまり、「他人にどう思われようが、自分は自分の人生を生きればいいんだ」という強い意志を持つことが大切なんだ。
今を生きることの大切さを学んだ
『嫌われる勇気』を読んでいると、「人生は線ではなく、点の連続である」という言葉が出てくる。
これは、過去や未来に囚われるのではなく、「今、この瞬間」を大切に生きることが重要だと教えてくれているんだ。
確かに、俺たちはついつい、「あの時こうしていれば…」とか「将来が不安だ…」と、過去や未来のことを考えてしまいがちだ。
でも、本当に大切なのは、「今、この瞬間」を精一杯生きることなんだ。
共同体感覚がもたらす、真の幸福とは
では、アドラー心理学が最終的に目指す「幸福」とは、一体どんな状態を指すのだろうか?
それは、「共同体感覚」を味わうこと。
共同体感覚とは、「自分は共同体(社会)の一員である」という感覚のこと。
そして、その共同体に対して「貢献できている」と感じることが、幸福感につながるんだ。
俺は、仕事で忙しい毎日を送っていると、つい自分のことばかり考えてしまう。
でも、家族や友人、同僚など、自分を取り巻く「共同体」の存在を忘れてはいけない。
そして、「共同体のために、自分は何ができるだろう?」と自問自答することで、自分の存在意義を見出すことができるのかもしれない。
まとめ|嫌われる勇気を胸に、穏やかな日々を取り戻す
『嫌われる勇気』を読み終えて、俺は「嫌われる勇気」を持つことで、逆に「穏やかな毎日」を送れるようになるんじゃないかと感じている。
なぜなら、「他人にどう思われるか」という無駄な不安から解放され、「今、この瞬間」を大切に生きることができるようになるからだ。
もちろん、長年染み付いた考え方を変えるのは、簡単ではない。
でも、この本で得た学びを胸に、少しずつでも、自分らしく生きていきたい。
そう思っている、今日この頃です。
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